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請けとは?/ ディック

[ 337] (下)制作孫請けは「家来」 : 食番組の病理 : 企画・連載 : 医療と介護 : YOMIURI ON-LINE (読売新聞)
[引用サイト]  http://www.yomiuri.co.jp/iryou/feature/20070201ik05.htm

捏造問題を受けて発足した調査委員会の初会合が、1月30日に都内で開かれ、有識者が番組について検証していくことになった
「発掘!あるある大事典2」(関西テレビ制作)の捏造(ねつぞう)問題発覚から1週間後、1月26日夜。東京都内のホテルで、日本映像事業協同組合の新年会が開かれた。集まったのは、番組制作会社の幹部ら300人。普段の年なら和やかなはずの会場は、重苦しい空気に包まれた。
あいさつに立った沢田隆治理事長(73)は「『孫請けだから』では済まない。今回は(関テレと日本テレワークの)チェックが甘かった。一瞬のチェックミスで、あのような事態になることを肝に銘じてほしい」と力を込めた。
民放番組の9割近くが制作会社の手で作られ、「我々がいなければテレビ局は一日たりとも放送できない」(沢田理事長)状況の下、身近な「食」を扱って起きた今回の問題は、制作会社の経営者たちを震撼(しんかん)させた。
「捏造」までいかなくても、健康やダイエットを特集する番組で行き過ぎた演出が行われるのは、「あるある」だけに限った話ではない。
食品の効果を示す実験でよく使われる機械に、体温の変化を色で示すサーモグラフィーがある。その使用法について、ある情報番組スタッフは「食前、食後の状態を比較する時、効果が不十分なら、機械の基準温度を変えればいい。壁などの背景さえ映さなければ、設定条件が変わったことは、ばれない」と告白する。
なぜこうした歪曲(わいきょく)が行われるのか。そこには、コスト削減のために、テレビ局が制作会社に番組制作をそっくり下請けさせる、業界の構造的問題がある。
「あるある」の場合、日本テレワークが関テレから制作を受注したが、実際は、放送1回分ごとに別の制作会社に孫請けさせた。
「請け負うところは、ほかにいくらもあるから必死。まるで王様と家来」。ある情報番組ディレクターは、日本テレワークのような一次下請けと孫請けの関係をこう証言する。制作過程で、テレビ局や一次下請けから孫請けに想定外の注文がつくことも珍しくない。
「彼らは捏造しろとは言わないが、『早くしろ、早くしろ』とプレッシャーをかけてくる」と語るのは、情報番組を手掛ける制作会社社長。孫請けの場合、「初めに制作費を決められると、後で上から勝手な要求があっても、すべて持ち出しになる」(制作会社プロデューサー)。
予算は限られ、制作に十分な時間もとれない。追い詰められた結果、「実験データに手を加えたり、(外国人研究者の)インタビューを吹き替える際に意訳したりする」(制作会社ディレクター)事態になってしまう。「視聴者側がどんどん刺激的な情報を求める傾向があり、見る側も作る側もマヒしている」(情報番組ディレクター)状況も見逃せない。
民放プロデューサーの一人は、「局側がすべてをチェックするなんて無理。ディレクターを信頼するしかない」と言う。「あるある」に関しては、関テレのプロデューサーが2人かかわっていたが、制作の実態は下請け、孫請け任せ。第1シリーズにかかわったスタッフは「企画会議はテレワーク主導で、関テレのプロデューサーには発言権がほとんどなかった」と話す。テレビ局プロデューサーの役割が形骸(けいがい)化していたことが、無責任体質を助長したとも言える。
刺激的な情報や面白さを優先し、追求してきた健康情報番組。今回の問題は、その制作姿勢を根本的に見直す最後の機会かもしれない。
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