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[ 528] インタビュー:松山せいじ「携帯マンガは気軽で楽しい」 描き下ろし「ぶっ☆かけ」を連載(まんたんウェブ) - 毎日jp(毎日新聞)
[引用サイト]  http://mainichi.jp/enta/mantan/news/20080526mog00m200036000c.html

携帯電話向けマンガサイト「ケータイ★まんが王国」で連載され、コミックス1巻が発売された「ぶっ☆かけ」
“超乳”と呼ばれるほど大きな胸の美女たちと、男の子との過激な密着シーンが連発されるラブコメディー「エイケン」や「ゾクセイ」を相次いでヒットさせた松山せいじさん。携帯電話向けマンガサイト「ケータイ★まんが王国」で、「ぶっ☆かけ」を描き下ろし連載し、5月26日にコミックス1巻が発売される。携帯電話に新たなフィールドを見いだした松山さんにその可能性を聞いた。
松山 小学2年の時、学校のクラブでマンガというか、絵を描いて、うまい人は他にもいたけど、褒められたので、絵を描くのが好きになりました。本格的にマンガを描き始めたのは小学6年の時で、ペンを使って、お手本も教科書もなく、全部自己流でやっぱり難しかった。手塚治虫さんが好きで、特にどろどろした人間関係を描いた「奇子」には、手塚さんもこんな作品を描くんだと衝撃を受けました。中学生のころに「絵を描いて生きていきたい」と漠然と思うようになり、高校2年の時にようやく、4コマのギャグマンガを1本完成させて、「少年ジャンプ」に投稿したのですが見事に落選でした。なかなか投稿できなかったのは、最後まで描き切れなかったからです。マンガって地味な作業の連続で、耐えられる人はなかなかいないんですよ。
松山 その後、代々木アニメーション学院校のマンガ・プロ養成科に進み、在学中に「月刊マンガボーイズ」(徳間書店、現在は廃刊)に持ち込みに行き、「エスパーの落としもの」という超能力バトルものでデビューしました。その後、「ビッグコミックスピリッツ」(小学館)で奨励賞をもらったり、「コミックボンボン」で読み切りを描きました。「月刊少年ガンガン」(スクウェア・エニックス)で連載ももらって、ぼちぼち仕事が来るようになりました。当時は「ドラゴンボール」の影響を受けていたのか、少年向けのファンタジーっぽい作品ばかりでしたが、「ガンガン」の連載は人気が無くて打ち切りになってしまい、マンガに対する考え方が変わりました。
松山 どうしたら人気が出るかと考え始めたんですが、そのころ「週刊少年マガジン」でちょっとエッチなラブコメ「ラブひな」が人気でした。「ガンガン」の時の反省は、女の子が可愛くなかったことでした。これではダメだと気付いて、ちょうど「週刊少年チャンピオン」から依頼が来ました。これはチャンスだと思って、男子中高生の目線に合わせて女の子を可愛く、シチュエーションは笑っちゃうほどあり得なくして、とにかくエッチなコメディーを目指して、「エイケン」が生まれました。いいタイミングで3年半も連載が続いたのは読者のお陰ですが、本当のヒットというのは、こうして読者が作ってくれるものなんだなと実感しましたね。
松山 ストーリーも大事なんですが、リアル過ぎちゃうとかえって読者は引いてしまうってことに気が付いたんですよ。「エイケン」でも、その次の「ゾクセイ」でも、突っ込まれるほど大きな胸だったり、あり得ないシチュエーションを描いたりした方が、スカッと笑いから入れるんですよ。読者にもそのばかばかしさを楽しんでもらえたらうれしいです。
松山 びっくりしました。よく考えると、携帯電話でマンガを読む人というのは普段あまりマンガを読んでなくて、とにかく今楽しいものが読みたい人なんですよ。そういう人は、キャッチーなタイトルで女の子も可愛いなら読んでくれると思ったんです。携帯電話向けのマンガに興味が沸きました。
松山 元々母娘ものを描いてみたかったので、「ぶっ☆かけ」では、美人の母と娘にはさまれる気弱なサラリーマンの男性を描いています。子供のころ、よその家のお母さんってきれいに見えましたよね。そんなテーマを盛り込んでいます。イメージとしては高橋留美子さんの「めぞん一刻」に出てくる響子さんかな。描き方としては、携帯電話の画面が縦長なので、縦のコマを作るように気をつけています。
松山 iPodに音楽を入れるような感覚で、いつでも気軽にマンガを読めることが一番だと思います。内容でも、気軽に楽しいという本来のマンガのあるべき姿に近いものが受けると思うので、描く側としてはタイトルに一番気を使っています。表紙の絵で見せるわけではなく、タイトルだけで読者にいかにクリックさせるかが勝負で、携帯マンガの面白いところだと思いますね。
松山 「ぶっ☆かけ」はコミックスも出ますが、携帯での連載ももちろん続けていきます。コミックスの続きが読めるので、すぐにアクセスしてみてください。
松山 まだ携帯マンガを読んでいない人もいるかもしれませんが、試す意味でもいいので、一度読んでみてください。コミックスにはならないかもしれないけど、サッと読める楽しい作品がたくさんあります。その気軽さをまずは知ってほしいですね。新しいものを否定しないで、チャンレジしてみる気持ちがあれば、世の中に楽しいものがまだまだたくさんあることに気付くと思います。
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