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日経とは?/ アイフル

[ 361] asahi.com:日経平均は反落、先物主導で後場に急落(5月28日後場) - ビジネスコラム「今日の市況」
[引用サイト]  http://www.asahi.com/business/today_shikyo/TKY200805280248.html

本日の日経平均は、前日比−183円の13709円と大幅に反落して取引を終了しました。国内外の景気に対する先行き不透明感が強まるなか、債券先物価格が急速に上昇したことで、債券先物買い・日経先物売りの動きが強まり、日経平均は先物主導で急速に下げ幅を拡大することとなりました。前日比−200円を超える大幅安となったあとは買い戻しから下げ渋ったものの、今晩の米国市場の動向に対する警戒感が強いことから戻りは鈍く、大引けまで安値圏でのもみ合いが続きました。
後場の日経平均は、前場終値からやや下げ幅を縮小して始まりました。前引けにかけて右肩下がりの展開となった日経平均でしたが、後場寄り直後は押し目を狙った買いも入って下げ渋り、一時プラス圏を回復する動きもみられました。
しかし、目立った買い材料も少なく商いが薄くなるなか、債券先物価格が後場に入って急速に上昇したことで、債券先物買い・日経先物売りの動きが強まり、日経平均は先物主導で急速に下げ幅を拡大する動きとなりました。
本日の相場を下支えしていたハイテク株も、為替が1ドル=103円台まで円高方向に振れたことなどから下落に転じる銘柄が目立ち、日経平均の下げ幅は14時前に200円を超える大幅安となりました。
また、今週は国内で4月鉱工業生産や住宅着工戸数、米国では第1四半期GDP改定値や4月個人所得など、複数の重要な経済指標の発表を控えていることから、景気の先行きに対して不透明感のあるなかで、積極的な押し目を狙った買いは手控えられたようです。
さらに、24時間取引のシカゴ先物取引システム(グローベックス)市場で米株価指数先物が軟調な動きとなっていることで、今晩の米国市場の動向に対する警戒感が強まり、大引けまで安値圏での推移が続きました。
業種別では、石油価格の下落を受けて鉱業や石油石炭製品、商社などに戻り待ちや利益確定の売りが膨らみ、東証1部の80%以上の銘柄が値下がりとなりました。
本日の日経平均前引けは、前日比−56円の13836円となりました。朝方は米株式市場の上昇や円安進行を背景にハイテク株中心に買い優勢で始まりましたが、14000円の節目を前に上値が重くなると、先物市場の売りをきっかけに急速に上げ幅を縮小する展開となりました。原油価格の下落を受けて商社株や石油石炭製品に利益確定売りが膨らみ、日経平均は前引けまで右肩下がりの展開となりました。
本日、寄り付きの日経平均は前日比+43円の13937円と続伸して始まりました。連休明けとなった昨晩の米株式市場が原油先物価格の急落を受けて反発し、為替市場でも1ドル=104円台前半までドルが買われて円安が進んだことが好感されたようです。
寄り付き直後は、米国市場で高かったハイテク株や「原材料高によるコスト増加の大半を価格に転嫁できる」との報道がされた鉄鋼株を中心に、日経平均は前日比+80円程度まで上昇する場面もみられました。
しかし、日経平均は前日に200円を超える大幅な上昇となっていたことで、戻り待ちや利益確定の売りから14000円の節目を前にやや上値が重くなると、先物市場に売りが膨らんだことをきっかけに急速に上げ幅を縮める展開となりました。
さらに、市場では「原油価格が大きく下がったにもかかわらず、先週に急落していた米国市場の戻りが鈍い」との指摘があり、国内外の景気後退懸念が投資家心理を冷やす格好となったようで、前引けまで右肩下がりの展開が続くこととなりました。
業種別にみると、ハイテク株は引き続いて堅調な動きとなったものの、朝方高かった鉄鋼株には利益確定の売りが膨らみマイナス圏まで売られる銘柄が目立ちました。また、原油価格の急落を受けて鉱業や石油石炭製品、商社なども利益確定売りで軟調な展開となりました。
月曜日がメモリアルデーで休場となった27日の米国市場は、9時に発表されたS&Pケース・シラー住宅価格指数の結果を受けて、原油先物価格が下落したことから堅調なスタートとなりました。
この結果を受け原油先物価格は、直近の上昇に対する利益確定売りも出るかたちで急落し、1バレル=133ドル近辺から129ドル台まで売られる展開となりました。
NYダウは、先週で500ドルほど下落していたこともあり、需給面での買い戻し要因もあったことから、昼前まではこのような流れからしっかりとした展開となりました。
しかし、S&Pケース・シラー住宅価格指数が最低水準となったこと、また新築住宅販売件数は予想を上回ったものの依然として低水準が続いていることで、「住宅市場の先行きは楽観しできない」との見方が徐々に広がると、指数は上げ幅を縮め昼ころに一時マイナス圏へ転落するかたちとなりました。
その後は、原油先物価格が130ドル台まで値を戻し下げ渋っていたこともあって、NYダウは前日終値近辺でもみ合う展開となりました。
結局引けにかけては、原油価格が再び130ドル台を割りこんで取引を終了したことから株式市場は買い優勢となり、NYダウ・NASDAQともにプラス圏で取引を終えています。またNASDAQ指数は、原油価格の大幅下落を受 けてハイテク関連製品への需要拡大期待が高まり、NYダウよりも大きく上昇するかたちとなりました。
本日の動きからは、現在の株式市場では「景気の減速感や住宅市場の動向よりも、原油価格に対する注目度が 高い」ということが確認できるかたちとなりましたが、今後の経済指標で景気の弱含みが意識されることとなれば、米国の景気減速懸念が増すかたちでドルが売られ、原油価格が再度上昇するというシナリオもありそうです。
債券市場は下落(利回り上昇)となりました。4月新築住宅販売件数が予想を上回ったこと、原油先物価格が下落したことなどから株式市場が上昇し、対して債券市場は売り先行となりました。
為替市場は、ドルが円、ユーロに対してともに上昇となりました。住宅販売件数や原油価格の下落から、米国の景気後退感が遠のくかたちとなり主要通貨に対してドルが買われるかたちとなっています。
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